ピッキング対策は万全ですか?

ピッキングに遭いやすい鍵

一時期、大阪でも多くの住宅がピッキングの被害に遭いました。
特に平成17年、大阪ではピキングによる被害が前年より2倍以上と急増しました。
被害は大阪に留まらず、関西一円にまで広まったのです。
あまりの急増ぶりに、メディアなどで何度も特集が組まれたほどです。
メディアでの特集が功を奏したのか、防犯意識が高まったおかげか、ピッピング対策を行う家庭が多くなったことで収束に向かいました。
ピッキング被害は少なくなったもののゼロになったわけではありません。
それは、ピッキングしやすい鍵を使っているお宅がいまだにあるからです。
ピッキング被害に遭いやすい鍵はドアノブの真ん中に穴があるタイプで、ディスクシリンダー型などが代表的です。

サムターン回し

ピッキング対策をするお宅が増えたことで、侵入窃盗犯が少なくなったかというとそうとも言えません。
ピッキング被害が減ったものの、新たな手口であるサムターン回しが増えているからです。
サムターン回しとは、ドアのすき間などから針金などを差し込み、サムターンを回して侵入するという侵入方法です。
針金でなく電動ドリルを用いて侵入する大胆な手口まであります。
サムターン回しは、サムターンガードなどを取り付けることによって防ぐことが可能です。
ただし、完全ではないため、ドアや郵便受け下などにすき間があるお宅はなんらかの対策を取ることをおすすめします。

新たな手口も

防犯意識の高まりとともに、侵入窃盗犯は減少傾向にありますが大幅に減ったわけではありません。
巧妙な侵入窃盗犯になると、いつも侵入する家を決めておき順に少しずつお金を盗んでいくそうです。
わずかな金額だと盗まれたと気がつかない方も多いため、侵入犯罪として認識されていないケースもあります。
思ったよりお金が減っているのは、自分がうっかりしているのではなく窃盗犯が侵入しているのかもしれません。
防犯対策が施されるたびに新たな手口が生まれていますから、これで大丈夫ということはありません。
不安な方は、玄関や窓の鍵を最新式のものなどさらなる防犯対策に努めましょう。

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